高橋裕子舞踊団は、2012年5月にニューヨークで行われるコンテンポラリーダンスの分野では大規模な祭典である「ラ・ママ・ムーブス!ダンス・フェスティバル」に招聘されることになりました。
フェスティバルを主催するラママは、これまで芸術性が高く先見性のある数多くの作品を公演してきたニューヨークでも歴史ある非営利の劇場複合施設・主催団体で、当舞踊団は、東日本大震災直後の2011年5月開催の同フェスティバルにも、被災地からの舞踊団として特別枠で招聘を受けておりましたが、準備時間の不足と日常生活もままならない状況から断念、今年に焦点を充てることとしておりました。
(写真: 演目作品 「稚けなく愛らしき者たちよ」)
[公演日時] : 2012年5月18日~20日
[公演会場] : ラママ
【ラ・ママ・ムーブス!ダンス・フェスティバルについて】
ラママのウェブサイト→http://lamama.org/
このフェスティバルは、2011年に創立50周年を迎えるニューヨークのオフオフ・ブロードウェイの舞台芸術団体ラ・ママが毎年開催しているダンス・フェスティバル。確立したダンスカンパニーから新進の振付家まで、20から30、年によっては約50の団体や個人が参加、コンテンポラリーダンスの分野では大規模な祭典である。
ラ・ママはニューヨークでも由緒ある非営利の劇場複合施設・主催団体で国内外の名高いパフォーマーを生み出した伝説的な存在で、ニューヨークにおいてオフオフ・ブロードウエーの先駆けとなり、日本では劇作家、寺山修司や東由多加率いる東京キッドブラザーズ、舞踏家の大野一雄、さらに朝倉摂、倉本聰、鈴木忠志などを次々に招聘し、日本の演劇・舞踊にも多大な影響を与えてきた。