場所:マンハッタンの南端のロウワー・マンハッタンの野外ステージ
このフェスティバルはニューヨークで29年目を迎える歴史あるダンスフェスティバルで、マンハッタンの南端のロウワー・マンハッタン内に組まれる野外特設ステージで1週間行われる。
毎年延1万人以上の観客が集まると言われ、当日は地下鉄の特別ダイヤを組まれる程市民に浸透している。
2008年夏に行った当舞踊団のニューヨーク公演をフェスティバル主催者の芸術監督が観賞したことがきっかけで、2010年の招聘が実現。
ダンスフェスティバル広報の中では、「日本・仙台発の」と紹介される。
ニューヨーク・タイムズの記事(上段)
【マスコミ紹介】
地元のメディアに配布されたダウンタウン・ダンス・フェスティバルのプレスリリース内には「日本でも高い評価を集めているクラシック・モダン・ダンス・カンパニーの一つである仙台出身の髙橋裕子舞踊団の出演は第29回のフェスティバルのハイライト。フェスティバルへの日本発のカンパニーの参加は史上初」と紹介。
また、8月15日付のニューヨーク・タイムズ紙の週末のイベント紹介欄にフェスティバルが取り上げられ、「仙台の髙橋裕子舞踊団が日本のグループとして初めてフェスティバルに参加。他のコンテンポラリーの日本の振付家とは異とする特徴的でクラシックなモダン・スタイルの舞踊を披露」と、フェスティバル参加16団体のうち2団体のみが解説を受けた記事が紹介される。
8月10日付のニューヨーク・プレス紙には、「仙台で1000人近い観客を集めた公演(8/3東京エレクトロンホール宮城にて)やワークショップに大きな感銘を受けた」と、仙台での国際交流についてバッテリー・ダンス・カンパニーの芸術監督ジョナサン・ホーランダー氏の談話が掲載。
ホーランダー氏は髙橋裕子舞踊団の舞踊を「非常にパワフルで情熱的な作品で、ダンサー達は職人芸の域に達したモダンダンサーであるグラハム(マーサ・グラハム)、テイラー(ポール・テイラー)、ピナ・バウシュを思い起こさせるほか、日本の伝統の影響も感じさせる。また、予測のつかない自由さが動きの中に見られ、斬新で目を奪われる」と同紙に紹介。
その他、髙橋裕子舞踊団が取り上げられたダウンタウン・ダンス・フェスティバルの紹介記事は、スタッテン・アイランド・アドバンス紙(8月1日付)、ニューヨーカー誌(8月16&23日号)といった地元のメディアに加え、ロウワー・マンハッタン・カルチュラル・カウンシル、ダウンタウン・アライアンスなどのニューヨークの文化・地域振興を目的とした団体のウェブサイトにも掲載された。
翌日のニューヨーク・タイムズ紙面には「素晴らしい衣装」といった評と共にバッテリーパークでの舞台写真がカラーで大きく掲載され更にたくさんのニューヨーク市民に紹介された。
本事業は
(独)国際交流基金、(公財)未来の東北博覧会記念国際交流基金
の支援事業になります。